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甲陽生の声をお届けする 「学生インタビュー Koyo voice」 関 芳徳さん

甲陽生の声をお届けする
「学生インタビュー Koyo voice」

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関 芳徳さん
大阪府出身
本科2年
コンテンポラリーミュージックコース/ジャズギター専攻

―楽器はどれくらいやってるんですか?
関 芳徳さん(以下関):今年で32年です。手が小さくて、コードが抑えられない頃からやっています。コードは弾けないけど、早く動かせば何とかなると思って、速弾きの練習ばかりやってましたね(笑)

―自分が聴いて感動した曲を1曲教えて下さい
関:ジェフ・ベックのライブで聞いた「オーバー・ザ・レインボー」ですね。私はテク重視だったので、正直ヴィニー・カリウタ(ドラマー)目当てだったんですけど、ライブで見た演奏があまりに美しすぎて感動で胸が奮えましたね。今では進化を続けるすごいギタリストだと思ってます(笑)

―関さんと言えば、昔少年たちの憧れの職業についておられたことで校内では有名ですが(笑)その仕事を辞めてまで音楽を続けるのに甲陽を選んだ理由はなんですか
関:前に、他の音楽学校でジャズを学んだって人とセッションしたんですが、その人は、大して上手くないんやけど、ジャジーなフレーズがなんかかっこよくて。しかもこっちはエフェクターいっぱい使って、フレーズの音数も多いのに、そいつはエフェクターを一切使わなくて、そんなに音数も多くないのにかっこよかったんです。やられたと思いましたね。

自分で言うのもなんですが、ロックやメタルなんかに関してはそれなりにやってきたなと思ってるんです。一度試しに音楽教室に行ったときに、一度弾いてみてと言われて弾いたら、「それどう弾くの?」って逆に質問されて、気付けば俺が教えてる?みたいになって。なのに、レッスン料はとられるみたいな。一応そこで働かないかとまで言われたんですが、まだその時は普通に新〇線運転していたので、断りましたけど(笑)アメリカの音楽大学にも短期入学みたいなのに行ったことがあるんですが、そこでも似たようなことがあって(笑)

まあ、それでもう習うのはいいかと思っていたんですが、たぶんロックギタリストならわかってくれると思うんですが、やっぱりジャズを弾く人になぜか劣等感があって(笑)働きながら、音楽は続けていたんですが、ある時やっぱり、片手間ではだめだなと。俺はやっぱり音楽をやりたいなと思ったんです。自分の知らない部分はやっぱりしっかりしたとこで教わる必要があるなと
甲陽に決めたのは、色々活動していると、甲陽出身の人と出会うことが多くて、みんな上手かったし、卒業生の森岡さんとも友達になって、彼の演奏を見て自分の演奏を広げるにはここしかないなと。

―ある学生が関さんは、もう普通のアプローチに飽きてるんじゃないかと言っていましたが、いつもどんな練習をしているのですか
関:なるべく普通にならないように個性的なプレイを心がけています。ただ、自分の好きなようにやると個性的になりすぎて、オーソドックスなプレイが出来なくなるので、そこは意識してバランスを取っていますね。

―甲陽に入学する前と今、何か変化はありますか
関:
自分の実力がわかり、いままではジャズが苦手という漠然としていたものが、具体的にどこをどう直していったら良いか分かるようになって来ました。

あと、甲陽に入って、自分の音楽への情熱をすごく維持できているのを感じていて、実はそれが一番大切だなと思っています。特に若い子からいい刺激をもらいますね。
ここでは流行りだけでなく、ジャズとかブルースなどの古い音楽も大切にしていて、そういう音楽を若い子がどう感じて、どう解釈しているのかを演奏を通して感じることができて、すごく刺激がありますね。

音楽は常にどこかで新しいことに挑戦していかないといけないと思います。新しいものを生み出すには、自分や昔から音楽をやっている先生世代の感覚と今いろんなことを新鮮に感じられる若い子たちの感覚も両方大事になってくると思うので、そういうところは意識するようになりましたね。

―将来の夢や目標を教えて下さい
関:
オリジナリティのある自分の音楽を確立することです。そして、自分から新しい音楽を発信していきたいですね。あと、できれば音楽で元職(新〇線の運転手)の年収を超えたい(笑)

―最後に、甲陽音楽学院とはどんな学校ですか?
関:
この学校は先生も生徒も、音楽を深く知っている人が多いんです。特に先生は自分がうまくなればうまくなっただけ、それに見合ったものを教えてくれる。新しいことにチャレンジするときはしんどいですが、色々なアプローチを提示してくれるので、先生から、どこまで引き出せるかというふうに楽しんでます。甲陽は、そうゆう常に刺激があって、モチベーションが高められる学校かな。

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